アシナガバチの巣が自宅に出来てしまったら一刻も早く駆除したいですよね。
役所に相談したり、専門業者に頼んだりして駆除することが一番確実かもしれませんが、もしも自分で出来るのならばそれに越したことはありません。
エアコン室外機や、窓のそば、軒下、ガスメーターなど手の届く場所にアシナガバチの巣が出来た時の駆除例を紹介します。

まず用意するものは、ジェット式ゴキブリ用エアゾールです。
薬剤が勢いよく噴出されるもので、1メートル以上飛ぶものだと安全で便利です。
夜にエアゾールを巣にかけるだけですが、以下に手順を記載します。

夜になったら部屋の電気を消して、エアゾールの薬がかかる距離まで静かに近付きます。
巣の出来た場所が窓の近くなら、外に出ずとも出来た場所とは反対側の窓(窓の左側にあるなら右側の窓)を静かに開けて届くならOKです。
そしてエアゾールを巣全体に塗るように噴きかけます。

商品にもよりますが、ジェット式のエアゾールだと60~70センチメートル程の距離からの噴射になります。
10センチメートル程の巣であれば10秒程度、5センメートル程の巣なら5秒程度の噴霧で良いでしょう。
その後窓を閉め、駆除の確認を昼間に行います。

駆除後のアシナガバチの巣は放置しておいても構いませんが、気になるならハチがいないことを確認した上で傘や棒などで落としましょう。